おお、アラフィフの勇者よ!
そなたが来るのを待っておったぞ!!
マスター:「ゴーゴー」
マスター:「ゴフッ!」
マスター:「・・・」
ん?なんだ?マスター!どうしたの!!?
( ゚Д゚)ハッ!!?
失礼した。
何を隠そう私は・・・
(自称)睡眠時無呼吸症候群なのであーる!
急なカミングアウトwしかも、なぜ上から目線ww
Contents
睡眠時無呼吸症候群かもしれない症候群
私は毎晩ビールで晩酌するためか、とても寝つきが良い。
のび太の次に寝つきが良い。
朝起きてCMのような「ダル重~」みたいなこともない。
窓を開けて「小鳥さんおはよう!」クラスでさわやかに目覚めている。
私は質の良い睡眠ができている!
そう思っていた・・・
ある日、マイワイフからこう言われた。
ワイフ:「あんた、夜中呼吸止まってるよ」
コキュウ ガ トマッテイル?
ちょっと何言っているかわからない状態だったのだが、ワイフが言うところでは、
いびきを「ガーガー、ゴーゴー」かいていると思ったら、突然「ゴフッ」と呼吸が止まるということだった。
それって・・・
睡眠時無呼吸症候群っていうやつやん!
その日から私は睡眠時無呼吸症候群かもしれない症候群となり不安で夜しか眠れなくなったのだ。
寝てるし!呼吸止まってるけど!
睡眠時無呼吸症候群とは?
寝ている時に何度も呼吸が止まったり,呼吸が浅くなるなど、体の低酸素状態が発生する病気。睡眠中の体が酸欠状態になることで、心臓・血管に負担がかかり、様々な生活習慣病を引き起こすリスクがある。怖っ!
このままではいけないと思い、病院に行き相談したところ検査をしましょうということになった。
睡眠時無呼吸症候群の検査は自宅でできるとのこと。
そこで登場するのがドラえもんの道具でお馴染みの、
睡眠時無呼吸症候群検査キット「ウォッチパット300」だ。
テッテレーじゃないわ!
睡眠時無呼吸症候群検査キット「ウォッチパット300(PHILIPS)」が届いた

検査キットは病院で手配してくれて、数日後に自宅に届いた。
箱の横には「睡眠検査キット」と書いてある。

箱を開けると、「睡眠時無呼吸検査機器のご案内」という説明資料と、「WatchPAT」と書かれたポーチのようなものが。

ポーチの中から出てきたのは「どうのつるぎ」ではなく・・・
PHILIPS社「ウォッチパット300」だ。

中身を取り出してみる。
最新式のスマートウォッチみたいでナウい。
絶対にナウくはない

ウォッチという名の通り、時計のように腕にはめて計測するとのこと。
ウォッチパット300を使う際の注意点・気を付けること
同封されていた「ご案内」の中にいくつか注意点・お願いごとが書いてあった。

- 測定結果を有効に評価するため、睡眠時間を4時間以上確保できる日に検査を実施すること
- 検査機器到着後、3日以内に検査を実施し、機器を返却すること
- 検査終了後、SASセルフチェックを記入し、機器と一緒に返却すること
- 7日過ぎても返却されない場合は、SMSから確認メッセージを送るとのこと
検査キットが届いたら速やかに検査して、キットを返却する必要がある。
※実は、私は2点目の「3日以内に検査を実施し」という注意書きを見落とし、7日を経過しSMSで確認メッセージをいただいている。フィリップ社の皆さま、申し訳ない。
すまないと思っている・・・

注意点の大事なところはこちら。
注意
電源ボタンを一度押すとオフにすることはできません。機器の装着が完了し、寝る準備が整ってから電源ボタンを押してください。
一度電源を入れたら最後。
もう引き返すことはできないのだ・・・
ウォッチパットは利き手ではない方に装着すること!

「検査を始める前に」のところに重要なことが書いてあった。
検査を始める前に
機器本体を、利き手でない方の手に装着することをお勧めします。
検査中にトイレに行く場合も検査キットは付けたままになる、検査を途中で止めたり電源オフにすることはできないからだ。
そのため、ウォッチパット300を利き手につけているとトイレで大変なことになる。
ウォッチパット300は必ず利き手ではない方に装着すること。
ここ重要!テストに出るかも!
いざウォッチパット300を装着!

検査の準備が整ったので、いよいよウォッチパット300を装着。
私の利き手は右手なので、左手に装着する。

ウォッチパット300の装着方法は同封されていた案内に丁寧に記されているので、アラフィフでも迷うことなく装着可能。

腕にはめたら、「いびき・体位センサ」を装着する。

コード先にあるハートのついた丸いのがセンサになっている。
このコードを上着の袖口から通して、首のところまでもっていく。

センサはシールで保護されているので、シールをはがす。

で、センサを胸に貼る。喉元の下あたり。

寝ている間にセンサがはがれないように、同封のテープで固定する。

お次は指に「UPATプロープ」を装着する。
親指以外に装着せよ!ということなので、人差し指に装着した。
UPATプロープをつけたら指がドクドクして鼓動を感じた、すこし緊張するw

「TOP」と書かれたシールをゆっくり引き抜く。
これで「UPATプロープ」の装着は完了。

UPATプロープは検査直前に装着し、検査が終わるまで絶対に取り外さないでください。
UPATプロープは外しちゃダメ、ぜったい。
いよいよ睡眠時無呼吸症候群の検査開始、電源を入れる!

真ん中の電源ボタンを強めに2秒以上押し続けると電源が入る。
「お待ちください…テスト中」と表示された。

しばらくすると、
「おやすみ!!!」と表示され、検査がスタートした。
私は急いでベッドイン
良い夢をZzz…
睡眠時無呼吸症候群の検査終了
ちゅんちゅん・・・
マスター:「小鳥さん、おはよう!!」
ということで、目が覚めて検査終了。
ウォッチパット300を付けたまま眠れるのか心配したが、実に7時間半ぐっすり眠っていたw
就寝中トイレに起きることもなく、ウォッチパット300が外れてしまうこともなかった。
思ってたよりも無呼吸症候群の検査は楽だった
睡眠時無呼吸症候群の検査キットは検査後速やかに返却すべし
検査後は速やかに返却する必要があるので、ウォッチパット300を最初と同じ状態になるようポーチに収納。
同封されている「SASセルフチェックシート」を記入。
※睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)の頭文字を取ってSAS

SASセルフチェックシートにはまず「名前・性別・生年月日・身長・体重」を記入する。
結果に影響するので身長・体重は正直に記入するのだぞ
次に、下記7つの質問にあてはまる場合はチェックを入れる。
- しょっちゅう(常習的に)いびきをかく→1.5点
- 肥満傾向がある→1.5点
- 高血圧がある(高血圧の薬を飲んでいる)→1.5点
- 昼間の眠気・居眠りで困ることがある(仕事中、会議中、運転中など)→1.5点
- 寝付きは悪くないが、夜間の眠りが浅い。またはしばしば目が覚める(トイレで目が覚める場合も含む)→1.0点
- いくら寝ても朝疲れが取れてない感じがする、もしくは朝しばしば頭痛がある→1.0点
- お酒を飲んでいない日でも、夜間寝ている時に息が止まる日がある→3.0点
チェックを入れた点数を合計して、3点以上の場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いとのこと。
ちなみに私は4.5点…
うむ、SASだな
同封されたヤマト運輸の着払い伝票を貼って返却

SASセルフチェックシートと検査キットを送られてきた箱に入れて、
同封されていたヤマトの着払い伝票を持ってヤマトにGO。
着払い伝票が入っているのはありがたいね
あとは検査結果を星に祈りながら待つ☆彡
【TIPS】睡眠時無呼吸症候群といびきは密接な関係!?
「いびき」をかいている人は睡眠時無呼吸症候群の可能性があるとのこと。いびきは治療ができるので気になる方は下記のような専門医をチェックしてほしい。

【TIPS】無呼吸症候群対策、抱き枕でいびきを軽減
横向きに寝るといびきが軽減されるとのこと。そこで役立つのが抱き枕、是非試してみたい。
検査結果はいかに!?病院から連絡アリ
ウォッチパット300を返却してから数日経ったころに病院から電話が入った。
看護師:「無呼吸症候群の検査結果が出ました。お仕事もあると思いますので、都合の良いときに病院に結果を聞きにきてくださいね」
ついに検査結果が出た!
看護師の「都合の良いときに・・・」というニュアンスから、おそらく「緊急性が低い」ということなので大した症状ではなかったと一安心。
電話をもらった2日後に病院を突撃。

検査結果「重症」( ゚Д゚)ウソヤン
検査結果は重症だったのに、自覚症状が無いという恐ろしさ
質の良い睡眠が取れていると自負していた私だが、検査結果はまさかの重症。
この自覚症状の無さが睡眠時無呼吸症候群の怖いところなのだと思う。
たしかに、、気付きにくい病気ですね
お医者さんと話して、後日もっと精密な検査をすることになった。
それで検査結果が悪かったら治療ということになるのだが、どうなることやら・・・
不安で夜しか眠れない・・・
睡眠時無呼吸症候群かも!?と思ったら医師に相談を
今回私はワイフの助言によって検査を受けたのだが、普段一人で寝ている人は第三者による助言はない。
そのため、下記のような症状がある場合は睡眠時無呼吸症候群が疑われるということなので、気になる方は医師に相談して欲しい。
- 日中の眠気がひどい
- 夜中に何度も目が覚める・寝付きが悪い
- いびきがひどいと言われる
- 起きた時に頭痛や倦怠感がある
睡眠時無呼吸症候群は心臓病・脳卒中などの生活習慣病を引き起こすリスクがある。
まずは検査を受けて、どの程度の症状なのかを把握することから始めてほしい。
という事で、私の次なる検査については次の機会にお話しすることにしよう。
マスター「ガーガー」
マスター:「ゴフッ!!」
お大事に(;´Д`)
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